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2020年度ラスト

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 本日小学算国。 2021年度の授業はこれで全て終わった。 新年度のスタートは3月3日。 明日から塾は新年度準備期間で授業をオフにする。 中3生は学力検査の日。 もう私たちができることは何もないので、自己採点にやってくる生徒たちを待つだけだ。 小学生の授業のあとに各ご家庭にLINEでメッセージを送信しながら、入試問題と正答が公開されるのを待つ。 公開されたあとはダウンロードして確認。 午後8時30分からの自己採点会に備える。 自己採点会は全員が集まることはめったにない。今日も数人は自宅で自己採点となった。 自己採点をしている生徒たちの表情は様々だ。 全員がうまくいくということはないし、それぞれ思うところもあるのだろう。 今回の問題の論評もこれからいろいろ出るはずだ。 だが、岡島学習塾の生徒としてここまでやってきて、よその入試に関するいろいろな噂がでたらめばかりだということは実感してきているはず。 私たちは入試の評論家ではない。そういうのは生徒たちは気にするべきではない。 初めて県立高校の入試を経験となる生徒が、入試の本番で限られた時間で問題を解くときに感じることと、問題が難しくなったとか易しくなったとか、まわりの大人が下す評価には大きな差があるのだ。 面接がある人たちはあともうちょっと。 あとは合格発表まで待つしかない。 ここまでみんなよく頑張った。 I'm proud of you. しばらくの間、心も体もゆっくり休めてほしい。 お家の方々も今日まで毎日の送迎、お疲れ様でした。 心より感謝いたします。

中2最終授業&入試前日

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 本日小学算国、中2、高校生。 中2数学は確率の単元を進められるだけ進む。 それでもあと2コマぶんくらい残ってしまったので、中3の日程になってから消化する。 国語と英語は中3内容に入ることができるが、教科書の切り替わりということもあって教科書が手に入るのが例年より遅くなりそうなので、授業進行をどうするかは考えなければならない。 いずれにしても、今日で中2は最終授業。 次に来るのは3月3日、理社の授業が最初となる。 一方で、中2生は家庭の事情で塾を去る生徒もいて、少し切ない気分でもあった。 新しいメンバーも来月から加わるが、真面目に通ってくれた生徒たちだったこともあり、個人的には心が痛い。 中3は入試前日。 自習組は今日も早めの集合で午後9時まで勉強していた。 いつもどおり音読までやりきった。 最後は恒例の(?)だじゃれで締めて終わり。 握手がしたいという生徒もいたが、この状況ではそれもできない。 さあ、明日は本番。 明日は自分の力以上のことをやろうとしないことだ。120パーセントの力を発揮する必要もない。 平常心はいらない。無理に平常心を求めても逆におかしいじゃないか。 そのときだけの都合のいい奇跡は起こらない。 心が折れそうになることだってあるだろう。 それでも最後までテスト問題と格闘するしかないのだ。   最後に毎年書いている同じ話を。 明日家に帰ったら、お家の人に感謝の気持ちを伝えてほしい。 「今日までありがとう。無事に受験を終えることができました」と。 みんなの受験の日は、そうやって締めくくってほしい。もちろん面接のある人はその後でいい。 そして、お家の方々は、結果が出る前だからこそ、「よく頑張ったね」と生徒たちに声をかけてあげてほしい。 そうやって、ご家族にとっての高校受験も締めくくってほしい。 生徒たちが成長するのは、合格という結果によるのではなく、合格するためにもがきながら努力し続けた今日までの道のりによってだ。 その道のりは、生徒がひとりで歩んだものではない。お家の人の支えがあってこそだ。 また、お家の方々も、我が子の受験を心配しながら見守っておられたと思う。 そういう意味では、生徒本人だけの受験ではなく、お家の方々にとっての受験でもあったはずだ。 だから、生徒たちは感謝の言葉をお家の人に、お家の方々はねぎらいの言葉を生徒たちに、お互い声を掛け合って

ちょっとさびしい?

 本日小学算国、中1。 中1は藤沢がテスト終了、岡部が明日までということなので、メニューは別々。 藤沢の生徒たちは英語も数学もここまでやってきたプリントの続きを進めた。 岡部の生徒たちは英語のテスト範囲のプリントを片付けたあとに、教室を移動してeトレで理科のテスト勉強に取り組んだ。 教室を移動してみて驚いたに違いない。 中3生たちが自習していたのだが、英語の音読をしている生徒が多かったからだ。 中1生、その声がちょっとうるさくて嫌がるかなと思ったが、ま、ちょっとしかたがないので我慢してもらって問題演習を続けてもらった。 というのも、中3生は今日は9時までで終了としたからだ。9時からは中1だけで勉強できるので、しばし我慢をしてもらったというわけ。 その中3生、明日が入試前日となる。 毎年、入試の2、3日前からは早めに帰宅させている。 そうなると、いつもなら送迎を終えて戻ってくると聞こえてくるはずの音読の声が聞こえなくて塾全体がシーンと静まりかえっている。 3か月くらいの間、毎日聞こえていた生徒たちの声がまったくしないというのは、毎年のこととは言っても、やはりちょっとさびしい。 いよいよ入試が迫っているということでもあるのだが、落ち着きすぎないように、かといってエモーショナルになりすぎないように、それなりに気を遣いつつこの感情をしまい込んでいくことになる。

今日からは少し早く帰宅

 今日は朝から定期テスト対策。午前に中1、午後に中2。 だいぶ仕上がってきた感じの生徒もいる一方、まだ基本的な問題でも解ききれない生徒もいるのは心配材料だ。 勉強に取り組む姿勢は中1も中2もしっかりしてきている。 長時間でも集中を切らす生徒もほとんどいなくなった。 あとは結果がどうなるか。 結果が判明するのは週末か、それとも3月以降の新年度の授業か。 中3自習組は朝9時スタートで午後10時まで。 昨日までは11時までだったが、今日からは少しずつ帰宅する時間を早めて疲労をとっていく。 ただし、勉強は緩めない。 最後までハードに勉強する。

いわねーんだもん

 本日小6英語、中2、高校生。 小6英語は今回がラスト。be動詞と一般動詞の区別を中心に授業を進めた。 新中1の英語の教科書は、最初からかなりハードルが高くなってしまっている。 おそらくゴールデンウィークあたりには英語の学力差は上下で大きく開くに違いない。 もちろんアルファベットからもう一度やっていくが、うちの塾でも中1の最初からいるかいないかで相当の差になってしまうだろう。 中2英語はprogram11のワーク問題演習。 これで中2内容をすべて終えた。 中2数学は確率の続き。次回もさらに進めていく。 中2の授業の合間に、新年度からの座席の希望を確認した。 うちの塾は中学生の授業では座席を指定している。ほとんど席替えはしない。 視力のこともあるし、席決めをする前にあらかじめ生徒に聞いておこうと思ったのだ。 おまけで、視力などに関係なく、どこの席に座りたいか希望する生徒がいるか聞いたのだが、誰も答えない。 実は「後ろのほうがいい」とバスの中で言う生徒がいると美香先生に聞いていた。 で、リクエストに応えるチャンスを作ったのだが…。 言わないんだもんな、こういうときに。 思い出すエピソードがある。 昔のラグビー日本代表の合宿でのこと。 大西鉄之祐監督が選手たちに聞いた。「合宿中は禁酒だが、どうしても晩酌が必要な者はいるか?」 普段から厳しい監督からそんなことを聞かれても、選手たちが晩酌が必要ですなんて言えるわけもない。 しばしの沈黙。 そしてすっと手が上がる。 「私は晩酌が必要です」 監督は「わかった。おまえだけやな」そう言って、その選手だけは晩酌が夕飯の時に付いてきたという。 他の選手たちはあとから「俺も言えばよかった」とその選手をうらやましがったらしいが、後の祭り。 どこの本で読んだのか、ちょっと忘れていて細部が間違っているかもしれないが、そんなエピソードを思い出す。 生徒たちも私のことを厳しく怖いと思っているようだが、私自身のスタンスとしてはこのエピソードの大西監督のように振る舞いたいと考えている。 だから、チャンスがあればきちんと意思表示をしてほしい。 その意思表示をできる限り活かそうと、いつも私は考えている。

令和3年度埼玉県公立高校 入学志願者確定数

 先週末の志願先変更のあと、入学志願者確定数が本日発表されました。 pdfファイルで こちら からご覧になれます。

最後の週末

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 今日は昨日に引き続き、朝から中1、午後から中2の定期テスト対策を実施した。 中1の生徒たちも試験前の準備がすこしずつ上手になっていく。 いい準備がいい結果を生む。 法則とはいつもシンプルなものだ。 中3自習組は入試前最後の日曜日。 もちろんペースは崩さず朝9時スタートで午後11時まで。 さすがに英作文や証明の添削も増えてきた。最後の仕上げに入ってきた感じもする。 もうここまで来て、あれこれ言うこともない。 どこまでもどこまでも、自分のやるべきことに集中していくだけだ。

中1・中2は定期テスト対策

 本日平常授業は中1、高校生。 朝から中1・午後から中2の定期テスト対策を実施。 今回の定期テスト対策は祝日も利用することができるため、いつもと時間の取り方を変えて塾内で食事を取らなくてもすむようにした。 中1はおとなしいが、中2はおとなしくしろと言っても聞かなそうな連中がそろっている笑。 まあそういう心配もあって今回のような時間の組み方となった。 塾に来ればもう、ひたすら各自で勉強を進めていくだけだ。 時間の組み方が変則なこともあって、取り組む科目の順番もテスト日程とのバランスを考えさせて実行に移した。 明日も同じ時間で実施する。 中3自習組はいつもどおり午前9時スタート。 こちらも黙々と取り組んで午後11時まで。 終了が午後11時までとなるのもあと数日だ。 やるべきことを全力で進めてほしい。 もう教えるべきこともほとんどないのだ。 もちろん、教える側も教わる側も全てやりきって臨める入試などないのも承知なのだが。 合格のために全てを。とにかく今はそれだけ。

中3最終授業

 本日小学算国、中3、中2理社。 中3は今日が最終授業の日だ。 最終日だからと言って特別なことがあるわけでもなく、事務的に配布物と高等部の話をしておいた。 この学年は小学生の時から在籍した生徒はひとりだけで、中1の最初からの在籍もわずかだ。 数年前にもこういう学年があったが、塾の歴史から言うと珍しい。 勉強から逃げていった生徒も多い中、最後まで通い続けてくれた生徒たちに感謝したい。 だんだん増えていった生徒たちも、真面目に勉強に取り組む雰囲気を作り上げて岡島学習塾らしさを引き継いでくれた。ありがたいことだ。 自習組はいつもどおり明日からも入試前日まで塾に来続けるし、高等部に来る生徒もいるだろうから、今日がお別れの日ではない。 それでも、ひとつ、区切りの日の最後に「ありがとうございました」と生徒たちに一礼して授業を終えた。 ここから入試まで、残された時間はみんな同じだ。 ラスト1週間。 これまでにないくらい最高の準備をして入試本番を迎えよう。 今日までともに歩んできた生徒たちへ。 感謝してもしきれません。 どうもありがとうございました。

本日の志願倍率速報

 本日2月18日現在の志願状況・倍率は こちら から確認できます。 明日の志願先変更2日目のあとのデータは、月曜日に公表されるはずですが、上のリンクから速報値は確認できると思います。

音読も

 本日小学算国、中1。 中1英語はここ数回、テスト範囲の教科書本文の音読から入っている。 今日は体験授業で参加した生徒も声をしっかり出してくれた。 岡島学習塾の英語は音読が1つの柱だ。 感染症対策の面では、授業中の音読は正直言ってリスクはある。 だから、音読を休止していた期間も今年度は結構長かった。 だが、生徒の学力という面から見ると、音読を継続しないとなかなか力がつかない。 家でやれと言ってもやる生徒は少ないだろうし、動画に撮影してそれをチェックするという方法も考えたが、全員がその方法をとることができないこともあり断念した。 結局授業でやるしかない。 現状としては、量はちょっと少なくしているが、音読を授業の柱として組み立てている。

明日もまた、の巻

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 本日小学算国、中3。 中3はもういつものメニューで。次回が最終授業になる。 倍率の話をしても、反応もあっさりしたもの。 まあそれくらいでちょうどいい。 競争が激しくなることのない高校入試の倍率の数字で一喜一憂しても時間の無駄にしかならない。 日程的には明日一日おいて、木曜と金曜の志願先変更で確定となる。 とにかく勉強に取り組むこと。 学校では周囲の雑音がうるさそうだが、ほっとくしかない。 自分にできること、つまり自分の勉強を精一杯やっていくしかない。 明日もまた、その精一杯を積み重ねて欲しい。 中3以外は定期テスト前だ。 ここのところ自習に来る生徒が少なかったが、今日は中2の生徒が勉強しに来た。 家で集中できないということで、だったら塾で勉強すればいいじゃない、という話の流れだ。 黙々と勉強して帰って行った。 明日もまた来ればいい。 そうやって継続することが、まずは大事だ。

埼玉県公立高等学校 入学志願者数(2月16日)

 令和3年度埼玉県公立高校入学志願者数が発表・掲載されました。 こちら から見ることができます。 pdfファイルです。

静かな出願

 本日小6英語、中2、高校生。 小6英語は三単現のsの否定文と疑問文について。 次回がラストということで、ある程度やっておきたいところまでは進められた。 これが来年度の中1英語にどれほど生きてくるのかは、教科書が変更になることもあって実は未知数だ。 ちょっと怖い気がしているのは内緒にしておこう。 中2英語はprogram11の本文解説の続き。 本文に出てくる放水銃については短い動画を見せたが、面白そうに見ている生徒も多かった。 次回で本文解説はラストだ。 中2数学は確率の基本を終わらせて、次回から樹形図の書き方なども扱って少しずつステップアップしていきたい。 進度が遅れているので実は内心焦っているのは内緒にしておこう。(今日2度目) 中3は今日が出願の日だったのだが、今年度は県内のほぼ全員が郵送による出願なので、昨日から慌ただしさもなく静かにこの日を迎えた。 倍率のデータをどう見るかは、この郵送による形式のこともあって、まだ一概に言えない。 わかったつもりになって事情通ぶって話しても意味はないだろう。 生徒たちができるのは勉強し続けることだけ。 どんな倍率だろうが合格するべく準備を積み重ねる。

本日の志願倍率速報

 本日2月15日現在の志願状況・倍率は こちら から確認できます。 あまり大きな驚きはないように感じています。 明日の2日目は、おそらく数字的にはあまり動きはないでしょう。

過去問演習会 最終回

過去問演習会も今日で最終回を迎えた。 毎年最後の回あたりになると、やるべきことがパチッパチッとはまってきて、点数的にも答案のつくり的にも不安な要素が消えていく感じがするものなのだが、 今年はどうにもそんな感じにならない。 まだ不安な要素が山積している。 採点していても、もどかしさが募るばかりだ。 あと10日程度でどこまで仕上げていけるか、まだまだ手を緩めるわけにはいかない。 毎日のノルマと過去問の復習。 徹底してやりきってほしい。

黙々と解く

 本日中1、高校生。 中1英語は今日からプリントでの問題演習に入った。 テスト範囲にあたる文法事項をまとめた問題だ。 教科書内容に関わる問題はこれまでのテスト対策の課題と、これから仕上げる学校ワークでトレーニングできるはず。 ここから数回かけて、そこまで難易度は上げないものの文法事項に特化した問題をたくさん解いていって力をつけたい。 中1数学も問題演習が続く。 先日記事に書いたとおり、ちょっとスピードが上がらない感じもある一方、加速してきた生徒もいる。 おそらくテスト勉強の仕上がり具合によるのだろう。 うちの塾での学年の切りかえまで、あと2週間授業はあるのだが、この中1クラスはひたすら問題を黙々と解いていくことになる。 もうちょっと質問が出てもいいのだが、まあ黙々と解きすすめている。 私はただ見守るだけだ。 こういうときに備えてPCに入れてある資料などを読みながら、作業をしつつではあるけれど。

すこしだけだけど

 今日も中3自習組は午前9時スタート。 早い生徒は8時過ぎには来て勉強し始めていた。 いつもなら午後11時までなのだが、今日は午後6時までで終了とした。 それでも8時間から9時間くらいはみっちり勉強していたのだから、それなりの勉強量はこなしている。 私立入試が終わってから、ずっと目一杯やってきて、さらに今週は中学校の定期テストもあり疲労が増していたところだ。 中3の3学期末の定期テストをこの時期にやることに何の意味があるのかわからないし、さらに学校では教師の脅しがずっと続いている。(嘘八百の文書を配布した中学校もある) そんな中で正気を保ちつつ本来自分のやるべき受験勉強に取り組むのは精神的にも負担だったろう。 この時期だから、丸一日休日としてしまえば、逆に不安が増す生徒もいるはずだ。 そんなこんなの理由から、今日は早めの終了として、短めの休養を取ってもらうことにした。 いつも言うが、休みから学べることはないし、休んだから実力がアップするわけでもない。 しかし、ラスト2週間を全力で走りきるためには、どこかでいったんペースを落としておく必要がある。 また明日からだ。 明日から最終コーナーををまわり、最後の勝負に入っていく。

一段落と言えるかな…、の巻

 本日小学算国、中1。 中1英語はここ数回進めてきた移行措置にあたる文法事項の解説を終えた。 細かいことを言えば追加で学習しておきたいこともあるにはあるのだが、定期テスト直前にも入ってきているし、ひとまず区切りをつけておこうと思う。 今月中に全て網羅して学習してから、3月に新年度スタートということも考えたのだが、何だか時間的なロスが大きいような気がする。 新年度の準備も少しずつ進めているところだが、どの学年も英語はかなり苦戦しそうな予感しかない。 とにかく教科書を徹底して学習していくことにはなるのだろうが、その教科書が難敵になりそうなのだ。 ちょっと頭が痛い…。 中1数学は資料の活用の練習問題が終盤に入ってきて、速い生徒は平面図形の復習に入ってきた。 資料の活用もそろそろ一段落と言いたいところだが、あともうちょっと残っている生徒もいるし、焦らず取り組んでテスト前の学習につなげたい。 中3自習組は、今日ももりもり勉強しているが、学校の定期テストも終わり、こちらも一段落と言えるか。 明日は朝9時スタートで中3自習組はいつもどおりスタート、だ。

学校選択の問題

 本日小学算国、中3。 中3英語、数学ともにいつものメニューで各自問題に取り組んでいる。 学校選択問題を採用する学校を受ける生徒も、学力検査(標準問題)を採用する学校を受ける生徒も、ほぼ同じメニューをこなしていく。 さすがにこの段階まで来ると、全く同じメニューというわけにはいかない。 やはり学校選択問題に対しては、ある程度取り組む問題のレベルを上げるなどの対策は必要となる。 岡島学習塾では、晩秋くらいから少しずつ学校選択への対応として学習するメニューを必要な生徒には追加していく。 だが間違ってはいけないのは、学校選択の問題も学力検査の問題も、共通する問題は多いので、基礎基本となる部分に関しては対策をおろそかにしてはいけないということだ。 「学校選択問題は難しいから、特別な対策が必要」「裏技や教科書にはないテクニックを学ばなければ」という話はよく聞くのだが、特別な対策の前に、分厚く盤石な基礎を作り上げる必要がある。 基礎がしっかりしていないのに取り組む問題の難易度だけを上げていっても効果は全くない。 ましてや、裏技やテクニックを駆使しなければ問題が解けないということは、裏を返せば単純な実力不足を露呈しているに過ぎない。 とにかく日々のトレーニングで基礎基本を徹底するということが学校選択のレベルでも大事なことなのだ。 別の言い方をすれば、そういうことを言う学校の教師なり塾の先生なりの教科書準拠の授業のレベルがそれほどでもないということではないだろうか。 自分の授業がレベルが高いということをアピールしたり、レベルの高い生徒を集めたいという思惑からそういう発言があるのかもしれない。 たしかに、難関私立や早慶、それに準ずるような私立高校を受験するには教科書レベルを超えて対策する必要がある。 私自身も中3の頃には、英数は高1の内容の学習を半分以上は進めていた。 だが、埼玉県公立を受験するには、そんな対策は必要がない。 裏技やテクニックを必要としない実力を鍛え上げるべきなのだ。 岡島学習塾の授業は教科書内容を終えるまで、つまり中3の12月くらいまでは教科書準拠。 その「教科書レベル」の授業で学校選択を目指す生徒はそのレベルまで引き上げる。基礎を盤石にする。先ほど書いたように少しずつ学習するメニューは必要に応じて追加するが、そこまで多くは要求しない。 あくまで教科書の内容をきっちり

いいんだけど、いいんだけど、の巻

 本日小6英語、中2、高校生。 小6英語は三単現のsについて。あまり深くは入り込まずにあっさりとした解説にしておいて基本問題を解かせる流れで進めた。 実は、うちの塾では小学生に三単現のsは教えていなかった。今日教えたのは、来年以降の中学生英語のことを考えたからだ。 思ったよりも抵抗なく生徒たちは三単現のsについて学習していた。 もしかすると、中1の2学期くらいに学習するから躓く生徒が出るのかもしれないと感じた。これは仮説だから、もうちょっと考える余地がありそうだ。 中2英語はprogram11の単語テストを実施してから本文解説へ。 次回も続きで。 中2数学は確率の問題を続きでやろうとしたが、やっぱりテスト対策の質問対応で時間が押してしまい、確率に触れられたのは僅かな時間しかなかった。 たぶん、今月中に確率の単元が終わらないだろうから、3月からの中3の最初の数回は確率の授業にあてなければならない。 質問が出るということは、前回書いたとおり歓迎するべきことなのでいいんだけど、まあ、ちょっと苦しい。(でも質問は出て欲しい…)

過去問演習会 第5回

今週も過去問演習会。朝8時30分から開始。 合計点数的には仕上がってきた生徒もいるが、採点をしているとまだまだ基本問題でのミスが多い。 特に理科・社会。 今年の中3も、2年の時までは理社オプションを取る生徒が少なかった。 この時期になっても、こういうところで苦戦してしまう要因のひとつだろう。 1年生、2年生の時に理社を取っていた生徒は退塾しているので、1年の時から理社を取っていた生徒がいないのが現実。 今年の中3も公民は強いが、歴史、特に中1終盤から中2範囲の歴史が弱い。 だからこそ新中2のクラスでは理社を取ってほしい心から心から願っているのだ。 閑話休題。 午後の解説授業でも、やはり厳しい言葉を発せざるを得ない。 勉強している格好はつけるが集中度が低い生徒もまだいる。 好きなことだけをして、自分の弱点にきちんと向き合えない生徒もまだいる。 あと20日もない。 いい加減に目を覚まさないと間に合わない生徒がいるのが悔しい。 自分の至らなさなのだろうか。 本当に悔しい。

思っていたよりスピードが…、の巻

本日中1、高校生。 中1英語は前回の続きで過去進行形について。 これもいわゆる移行措置の扱いだ。 前回be動詞の過去形を学習して、その続きなので特に問題なく消化した感じだ。 次回はさらに続きで。 中1数学は前回の続きで資料の活用の練習問題。 速い生徒は次に進めるだろうと思ってプリントを準備しておいたが、次に進んだ生徒はいなかった。残念。 思っていたよりもスピードが上がらなかったようだ。計算に手間取っている感じもする。 今まではこちらの想定を上回る処理スピードで、もりもり進んでしまう生徒が多かったのがこの中1クラスだが、この資料の活用の単元はスピードが上がりきらない。 まあ、ここは焦ってもしかたがないし、進度に少し余裕はあるので、次回も続きで取り組む。 あとはこの中1クラスの心配は理社。なんか後回しになっている気がする。 テスト直前に帳尻は合わせるのかもしれないが、やっぱりこの中1クラスに必要なのはオプションの理社なんだと思うんだよな…。  

静かな授業

 本日小学算国、中3、中2理社。 中3はいつものメニューで英数国と授業を実施。 授業と言っても、こちらが指定した教材やプリントを黙々と進めるだけなので、私も生徒も静かなまま。 中2理社もテスト対策に入ったので、こちらも静かなまま。 まあ、今年の場合、飛沫が飛ばないぶん、静かなままのほうがいいのかもしれない。 この時期らしいと言えばこの時期らしい雰囲気ではあった。 さて、明日も自習組は午前9時集合で勉強をスタートする。 ラスト3週間。たっぷり使える週末が3回ある。 やるべきことを徹底的にやるだけだ。

いや、でも、それでい良いんです

 本日小学算国、中2、高校生。 中2英語はprogram11の文法解説。 前回に引き続き受動態について。能動態と受動態の書き換えの基本的な問題を扱った。 こういう問題を古くさいと感じる指導者もいるようだが、古くさくても初学者はやっておいたほうがいいと考えている。 結局、受動態というのは能動態とは立場というか主語と目的語が入れ替わるんだということが理解できていないとピントがずれてくる。 ライオンがシマウマにかみつく。 シマウマがライオンにかみつかれる。 この2つの文で、述語の操作だけで受動態を理解した気になるおそれがあるということだ。 前回の導入でも今回の導入でも、そのあたりのことを強調したうえで英文に触れていった。 次回はprogram11の単語テストを実施したあとに本文解説に入る。 中2数学は確率の初歩の初歩。 たっぷり時間をかけようと思ったが、その前に定期テスト対策の質問がいくつか出て時間が押してしまった。 いや、でも、それでいいのだ。 今年の中2クラスは証明の問題をずっとやっていても、質問や添削の依頼が全くなかったので、教えているこちらが不安になるくらいだった。 前回に少し証明のチェック希望がでて、今日はさらに質問も何人かしてくれた。 そうでなくっちゃ。 自力で書いてチェックを受けての繰り返しが証明の練習には一番いい。 模範解答どおりに書けることなんて滅多にないのだし、そこを目指して全文暗記という勉強では進歩はない。 まあとにかく、今日は時間はきつかったが良かった良かった。 次回は今日やろうと思っていた確率の初歩の初歩からもう一度やっていく。

テスト対策スタート

 本日小学算国、中1。 中1英語はbe動詞の過去形について。いわゆる移行措置に関する授業だ。 今までは中2での学習だったが、この春からの教科書では中1に降りてくる。 だから、ここで学習しておかないと中2の教科書には未習のまま、be動詞の過去形が登場するということになる。 塾に行っていなかったり、今年度までと来年度以降の教科書の内容について知らない塾に通っていたりする生徒は、ちょっと苦しいかもしれない。 内容自体はシンプルなものなので、特に混乱もせずスムーズに進むことができた。 次回は過去進行形について。 中1数学は、資料の活用についての問題演習。ひたすら解いてマスターするのが狙いだ。 もうちょっと質問が出ても良いとは思うが、とりあえず次回も続きで。 中1も今日からテスト対策がスタート。 岡島学習塾のテスト対策は、テスト範囲の復習に各自取り組んでいくというもの。 当たり前と思うかもしれないが、こうした地道なテスト勉強というのは意外と中学生は敬遠するし、他の塾でもおそらくやっていないと思われる。 テスト対策授業や補習、定期テストの過去問演習や予想問題演習、はてはテスト当日の朝学習などが、様々な塾の企画する定期テスト対策だろう。 こうした手取り足取りの手厚く「感じられる」テスト対策では、生徒自身が勉強する力がつかない。 岡島学習塾の場合、定期テストを利用して、そこまで学習したことを復習して定着させて実力を養成していくところまでが想定されている。 だから、定期テストはよくできるのに実力テストの成績が…、ということはうちの塾の場合はほとんどない。 定期テストはもちろん大事。絶対に軽視しない。軽視しないからこそきちんと勉強して実力が付くような取り組みを求める。 そういう取り組みにこそ勉強する意義があると思うのだが。

慌てず進める

 本日小学算国、中3。 小学生の計算トレーニングは今月は割り算。 かけ算が速くても、その逆算とも言える単純な割り算がさっとできない小学生は思いのほか多い。 割り算が苦手という生徒自体はけっこういるものだが、その中でも、かけ算の逆算タイプの割り算と引き算に弱点を抱えていることが多いものだ。 桁数が多かったり、小数が出てきたりするところで苦手と言い始めても、実はその根っこにある弱点は見過ごされていて、対処療法のような感じでやり過ごされているケースもある。 うちの塾の小学生算数が今のように、個人ごとの弱点克服に重きを置くようになった理由は、こうしたところにもある。 学校の成績が良くても、実は前学年までの内容の理解度が低いこともよくあって、そうした生徒は自分のプライドが許さないのか、退塾してしまうケースもあるにはあるが、それはそれ。 岡島学習塾は、空っぽのプライドでやっていけるような塾ではない。 本当に実力がある生徒は、自分の弱点ときちんと向き合うことができる。その弱点を克服すれば、さらに高いレベルに到達できると(意識的にか無意識的にか)わかっているからだ。 無論、生徒自身ではなく、親自身が我慢できないケースも少なからずある。これも塾としては割り切って考えるしかないのかもしれない。 いずれにしても、ここでは算数のことを述べたが、国語に関しても、岡島学習塾の小学部は、特効薬にはならないと考えたほうがいい。 じわじわ効いてくるタイプの漢方薬みたいなものだ。 慌てずひとつひとつ取り組んで、やがて成長を遂げていく小学生の力強さが、岡島学習塾の小学部の源流となる。 一直線に伸びていくわけではないから、くんずほぐれずあれこれやっていて、なかなかもどかしいときもあるのだが。

中2にも入試の話を

 本日小6英語、中2、高校生。 小6英語は一般動詞の否定文について。 一般動詞の否定文そのものは理解できたようだが、ここ数回の授業で強調している、be動詞の文と一般動詞の文の区別がなかなか定着しない。 中1になって最初の数ヶ月で最も重要なポイントになる箇所だから、今のうちからしっかり理解しておきたい。 粘り強く繰り返していくしかないだろう。 中2英語はprogram11の文法解説。受動態について。 まずは日本語で受け身の文がどういうものかをとらえていく。 そのあとに英語の例文で基本的なところを確認して練習問題へ。 今日のところは、つまり基本的なところはひとまず大丈夫そうだ。 次回は練習問題をもう少し多めにやっておきたい。 中2には、北辰テストの申込用紙を配ることもあって入試の話もした。 ここのところは少しずつではあるが、中2生にも入試のことを知っておいて欲しいと思って入試の話をするようにしている。 生徒自身の意識の問題だとは思うが、生徒によって入試に関する知識の量がかなり違う。 ある日突然受験生になるわけでもないのだから、入試のことを少しずつでも生徒たちの頭に入れておきたい。 この時期だから、最後には定期テストの重要性にも絡めておいた。 この中2クラスは定期テストの勉強が甘い生徒が男子を中心にかなり多い。大人の前で、勉強しているふりをして格好だけつけているような生徒だっている。 100点を取るから実力が付くのではなく、100点を取るための努力が自分自身に身につく実力となる。 その努力の積み重ねがない限り、自分自身の成長はないのだ。 そこのところをわかっていない生徒がいるのは、残念極まりない。 自分を動かすのは自分だけ。今日の話をきっかけにしていいから、とにかく真面目に勉強に取り組んで欲しい。