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夏の終わり

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 夏の終わりといっても、まだ暑い日は続く。 それでも暦は進んでいく。 今年の夏は初夏からいろいろあって、こうして9月も半ばになっても忙しない気持ちも引きずっている感じもある。 昨年くらいから入退院を繰り返していたが、6月に母を亡くし、その後も落ち着くまではいかず、8月に入ると今度は自分が体調を崩してしまい、みなさんにご迷惑をかけることになってしまった。 と言っている間に、ラグビーのワールドカップも始まっている。 まあ、自分の息子が中学生になり、部活も始まったり定期テストでバタバタしたり、そんなこんなの大変さもあった。 実際に自分の子どもが中学生になってわかったこともいくつもあったのも事実だ。 結局、ひとつひとつ、自分にできることをやりきるしかないということを実感した今夏ではあった。 今日は中3の北辰第4回も返ってきた。 塾内の平均偏差値もようやっと上がってきて、個々の成績も上昇した生徒が多かったのは一安心だ。 塾通信のコラム「延齢草」にも書いたが、この夏の中3の勉強への取り組みからすると、正直ここまで上がっているとは思っていなかった。 別の言い方をすれば、勉強の質と量が不足するまま成績が上がっている生徒がいるということでもある。 成績表を見て、成績が上がっていることに喜ぶのはいいが、ほんとうに厳しくなるのはこれからだ。 夏の終わりを迎えて、ここからの一つ一つの取り組みが、本当に生徒自身の成長につながるように。 それは、生徒本人、おうちの方々、そして私たち塾側の人間、それぞれが考え抜き行動に移していかなければならないことを意味する。そう私は思う。