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今年度、最後の合格通知、の巻

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 今日は日中に授業がなかったため、ゆっくり(というわけでもないが)授業準備をしていたところ、突然電話が鳴った。 うれしい知らせがいきなり飛び込んできた。 本当に驚いて、うまく言葉が出てこない。 大学合格。国立大医学部の合格だ。 追加合格の連絡を受け取り、電話をかけてきてくれたのだった。 少し涙声なのがわかる。 いそいで美香先生に電話を替わると、美香先生もほっとして泣いている。 やれやれ。 と言いながらも自分の目頭も熱くなっていた。 よかった。本当に良かった。 きのう挨拶に来てくれて、予備校の話なんかもしたばかりだったのだが。 現役での国立大医学部の合格は、実は塾の歴史でも初めてのことだ。 まあでも、塾の歴史がどうのこうの言う以前に、本人がほんとうにがんばり抜いて、その結果が出てくれたのが心の底からうれしい。 ほんとうにおめでとう。 6年間過ごしたこの塾を旅立つ日がついに来たということでもある。 ここからは自分の人生をつかみとるための旅が新たに始まる。 bon voyage!

中学準備講座開始、の巻

 今日から新中1対象の中学準備講座がスタートした。 全4日間の講座となり平常授業もその間実施するので、新中1は今週、毎日塾に来て勉強することになる。 英語と数学は、前半の2日間で3月中の平常授業の復習とプラスアルファ。 国語はこの期間を利用して、小学校の復習からつなげて国文法の解説。 わりと盛りだくさんだと思うのだが、今年の新中1はもりもりと進んでいく感じで思ったより力強い。 出来具合はまだまだ満足できるものではないし、取り組む姿勢ももうちょっとシャキッとしてほしいところもある。 まあそれでも、何でもかんでも一気に詰め込んで変化を望むのも欲張りすぎだろう。 それでも小学生の頃から通っている生徒たちの中には、大きな変化を感じさせる者もいる。 どの生徒もやがて岡島学習塾の生徒らしい雰囲気をまとって勉強に取り組むようになってくれればいいと思う。

少しずつだけど、の巻

 本日小学算国、中1、中3理社。 小学算数は弱点チェックをだいたいの生徒が終えて、各自が弱点克服メニューに入っている。 生徒によっては昨年度と同じ箇所を弱点に挙げたが、こちらから見ると、昨年よりも少しずつでも進歩していて、あまり気にはならないというケースもある。 生徒のリクエストとチェックテストのできによって判断することになるが、それぞれがいろいろ考えているのがわかって興味深い。 今年の中1は、少しずつだがきちんと進められているので、今のところ順調だ。 中1英語はunit0の新出語句について扱って、さらに単語の覚え方の話まで。 闇雲に練習するのではなく、どうやって覚えるのが効率がいいのか、そして確実なのか、「覚えろ」というのは簡単だが、実際に授業中に生徒たちにやらせてみることにした。 次回は単語テストを実施する。どこまでしっかり暗記できるだろうか。 中1数学は、正負の数の加法とその計算法則について。 数直線を使って数の感覚をつかみ、実際に式の形で計算を進められるようにした。 あとはもうちょっと練習を積みたいところ。 中1国語は、教科書への書き込みに初めて取り組んだ。 この教科書への書き込みは岡島学習塾オリジナルの勉強法だ。 私自身が中学生時代に編み出した勉強の仕方を、もうちょっとマイルドにして今時の生徒に会うように美香先生が調節してくれている。 この書き込みがきちんと自力でできるようになってくると国語の学力が確かなものになる。 今年の中1はきちんとできているようで良かった。 中3社会は日清・日露戦争。 今年の近現代の授業は、今起きている出来事と歴史の授業で学ぶ出来事と、教える側としても力量が求められる気がする。 「歴史は繰り返さないが、往々にして韻を踏む」 この言葉が授業準備の時も授業中も、そして授業が終わったあとも自分の中で何度も繰り返されている。

春期講習スタート

 今日から新中2、新中3の春期講習が始まった。 日程は選べるようにしてあるが、今日と明日が一番参加者が多い。 初めてeトレに取り組む生徒もいるので、こちらとしてはそのあたりにも気を配りながら進めていく。 新中2生は新中3生と比べると、勉強に対する集中力がまだ低い。 もちろん新中3だって、1年前にはそれほどたくましいわけではなかった。 今年の新中2も、取り組んでいる中で成長するのだろう。 気になるのは、新中2でも新中3でも「マイペース」を「のんびり」と勘違いしていることだ。 eトレのプリントを各自のペースで進めていくのだが、のんびりだらだらとやっているようでは力がつくはずもない。 みんなで足並みそろえてやる必要はないよ、ということでの「マイペース」だから、周りは気にせずのんびりとやろうね、と言うことではない。 ぐっと集中して、どんどんプリントをこなしていくようになってほしい。 もう一つ気になるのは、蛍光ペンを使って勉強している生徒が未だにいることだ。 ラーニングのプリントがカラフルな蛍光ペンで塗られているようでは、おそらく何も頭に入っていないはずだ。 チェックペンの乱用も同じ。 覚えるべきポイントをつかんでチェックペンを塗り、赤シート(緑シート)で覚えられているかを確認していくようにしなければ。 ただ塗っているだけの塗り絵は、何のプラスにもならない。

さっそく、の巻

 本日小学算国、中3、中2理社。 昨日始動した高1生たち。自習室も使えるようにしておいたところ、さっそく夕方から何人か勉強しに来ていた。 一番長い生徒で午後10時半まで勉強していた。 他の生徒たちもどんどん塾に勉強しに来るといい。自習室は使っているうちに自分の席のように決まってくるだろう。 中3生はなかなか全員がそろう日がないのがちょっと残念だが、それでも授業は進めていく。 英語は現在完了、数学は乗法公式、基本的なところを手厚くやっていく。

新高1生始動

 本日小学算国、中2、高校生。 新高1生は今日が初日だ。ほぼ全員がそろったところでスタート。 元気な顔を見せてくれてうれしい。 でも、もうさすがに「おめでとう」はいらないだろうから、普通に入って早速勉強に取りかかる。 この3月は授業では数学をどんどん進めて、各自進める課題として英語をメインで進めていく。 私の最初の話は、現時点での立ち位置について。 確かにこの埼玉県北では、割と上位の高校にみな進学することになるのだが、全国的に見れば中堅くらいの位置でしかない。 そこから大学に受かろうと思えば、かなりの勉強をこなすことに気づいてほしいのだ。 中学生の間も、この近辺の状況から見れば、勉強量の多い塾に通っていたことになるとは思うのだが、高等部では要求がさらに高く、多くなる。 自習室の使い方も、LINEでの連絡についても説明はした。 あとは各自、どう取り組んでいくかだ。 私は楽しみだけど、さて、みんなはどうだろうか。

アルファベット、読んで書いて、の巻

 本日小学算国、中1、中3理社。 小学算国は今日から参加する生徒で、とりあえず全員が一度顔を合わせたことになる。 弱点チェックも少しずつ進んでいて、弱点克服メニューに入った生徒も出てきた。 中1英語はアルファベットの学習。次回アルファベットのテストも実施する。 前回は基本的な発音と書き方について時間をとり、今回はアルファベットの発音から、いわゆるフォニックスの初歩の解説をした。 文字の書き方については習字ではないので、ある程度きちんとかければいいし、書き順も厳密ではないので、ここぞというところだけは押さえていくようにしている。 この1、2年、新型コロナ感染症の影響で、授業の動画をアップしている塾が多くなっているのだが、アルファベットの指導もいろいろ特徴があっておもしろい。 とにかく読む、という指導もあるし、書き方にこだわる指導もある。 ものすごく生徒の書く字形にしつこくこだわって指導しているわりには教えている側の書き方が間違っていて、見ているこちらがげんなりするものもあった。そうやって間違った書き方で教えてきてしまったのだと思うとむなしささえ感じる。 いずれにしても、自分の指導を省みる機会にはなった。 自分の授業を録画して見るというのは、若い頃はよくやっていたが、最近、また自分の授業を録画することになり、見返すことで新たな修正点が見えてきた。 新型コロナ感染症の影響とはいえ、他の塾講師の授業動画も最近はよく見る機会ができて、自分の勉強のためにもいいのかなとは思っている。

新中1もスタート、の巻

 新中1、つまり現実としては小学6年生の授業がスタートした。 今日から新たに加わる生徒も数名、さらに授業体験の生徒も加わっての授業開始となった。 英語はもちろんアルファベットから。ひとつひとつ段階を踏んでいく。 小学校、あるいはうちの塾なりよその塾なりで英語には触れているのだろうが、それでもアルファベットからスタートする。 発音、書き方、基本的なところを確認して次回へつなげていく。 次回もう1回アルファベットの授業をする予定だ。 中1数学は正負の数の基本について。 算数と数学はたいして違いがあるわけではないのだが、負の数を学ぶことで数の世界が広がることは違う点と言っていいだろう。 小学生の頃から通う生徒が多いこともあり、落ち着いた雰囲気で授業が進んだ。 誰がどういう能力を伸ばし、どうやって成長していくかは当然未知数ではあるが、生徒たちの学ぶ顔を見ていると、私たち自身もまた、楽しみになる。 そういう初回の授業だった。

合格発表の日、の巻

 タイトルの通り、今日は合格発表の日。 朝9時から仕事をしつつ、連絡を待つ。 ウェブでの発表ということもあってか、連絡が来るのが思いのほか早かった。 最後のひとりがなかなか連絡が来なかったのだが、それも昼過ぎには判明した。 おかげさまで今年も全員合格で、ほんとうによかった。 とにかく今年の場合は、全員が無事に試験を受けることができたというのが一番良かったことで、追検査に回ることになる生徒が一人もいなかったのが、心の底から安堵したことだった。 これで新高1生として、新たなスタートを切ることができる。ほとんどの生徒が高等部での授業を継続していくことになる。 そんな日に平常授業は新中3。 新たな受験生とともにスタートを切る日となった。

2022年度入試結果

 岡島学習塾の2022年度入試の結果です。 ・県公立高校(50音順) 熊谷 1名 熊谷工業 1名 熊谷女子 1名 熊谷西 2名 秩父 1名 深谷商業 2名 松山女子 1名 ・私立高校(50音順) かっこ内は合格者のうち進学した人数 正智深谷 2名 東京成徳深谷 1名 本庄第一 5名(2名 内単願2名) 本庄東 2名(1名 内単願1名) 合計12名

新年度授業開幕、の巻

本日小学算国、中2。 ということで、新年度の授業が今日から開始だ。 小学算国は新中1(小6生)が抜けて人数が減り、ちょっと教室が寂しい感じだ。 これからもう少し増えてくれるといいのだが。 授業は毎年恒例の算数弱点チェックからスタートした。 昨年度までのチェックテスト問題は古くなっていて、現行の教育課程から少しずれてきたので問題をすべて一新した。 その効果のほどは、これからの様子を見てみないことには何とも言えないが、紙面が見やすくなったのは生徒たちにとっては良いはずだ。 ここからしばらく弱点チェックが続く。 中2英語はさっそく教科書に入って新出語句のチェックから開始した。 ノートに練習をさせてみると、新入塾の生徒たちは文字を書き慣れていないのが明らか。 中1の最初から塾で勉強を続けていることの重要性を見せつけられた感じがする。 それを中2生に言っても始まらないので、地道に改善を図っていくしかないだろう。 こうした勉強の癖というか習慣というものはすぐに切り替わるものでもない。 中2数学は単項式と多項式の最初。 こちらでも授業の受けかた、問題の進めかた、丸付けのしかたなど、基本的な所作を改善しなければどうにもならない感じを受けた。 徐々にやっていく、としか今のところは言いようがない。 新入塾の生徒たちも、慣れないところにやってきて慣れないことに取り組んで、最初はちょっときつく感じるかもしれないが、へこたれずについてきてほしい。