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始める前から、の巻

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 本日中1、高校生。 高校生は文化祭のピークで誰も来ない。そうなると中3生も文化祭に行ってみる生徒もいて、午後の中3理社講座でも欠席者が多かった。 こういう日もあるのかなと思いつつ、ちょっと寂しい。 そんな中で、中3生の中には不安な気持ちを抱えている生徒もいるようだ。 志望校に届くのか、どの志望校に絞ればいいのか、エトセトラエトセトラ… それでも、まだ勉強をガツガツ始める前で、勉強を始める前から届くかどうかを悩んでいても前には進めない、としか言いようのない状況だ。 悩むのは当たり前だよね、とも思いつつ、厳しいことばも頭に浮かぶ。 悩んでみんな大きくなったとは言うけれど、勉強に関しての悩みは勉強しないと解決することも解決しなくなってしまう。 とにかく今は目線を下げないことだ。 強気とか弱気とか自信があるないではなく、まずは目線を下げずに、その目線の先に到達するためにするべきことを一日一日刻んでいくしかない。

すなおでよいよい

 本日小学算国、中2、高校生。 中2英語はunit4の教科書本文を音読したあと、ワークの問題演習に取り組んだ。 ワークの問題演習をするときは、いつも同じことを言う。 大問ごとに丸付け、間違ったところはノートに練習して習得していく。 今日生徒たちに話したのは、その「練習する」ということについてだ。 間違ったところを練習するのは、罰ゲームではない。 次に間違えないようにするために、あるいは正しい英文(語句)を覚えるために、練習するようにしているのだ。 だからただ練習するのではなく、そのようなポイントを意識しながら自分で考えて練習の仕方を工夫する必要がある。 生徒たちは、こうした話に即座に反応して自分なりに考えて工夫しだした。 今年の中2クラスの生徒たちには、こうした素直さが備わっているのがいいところだ。 素直さに加えて、自分で考えて行動に移せるのもいい。 このクラスの生徒ではないが、場合によっては、ただただ大人の言うことに従うだけで、自分の頭で考えながら行動することができないこともある。 これは素直さのはき違えと言ってもいいのかもしれない。 むやみやたらな従順さと言ったらいいのだろうか、ただ言うことを聞くだけで良しとしていては生徒たちが成長していく余地がなくなってしまう。 岡島学習塾の教室は、生徒たちが自ら考え行動し、成長していく場でありたい。常に考えているが、今日の中2生の見せた素直さは、まさにそれを体現していたように思う。

例題を大事に

 本日小学算国、中3。 小学生は今日から新入塾生を迎えた。 いきなり100マス計算からだったが、なんとか乗り切り、恒例の弱点チェックもあっという間に終わらせた。 じょじょに慣れてくれればいいのだが、出だしは良い感じだ。 中3数学は平行線と線分の比の定理の問題演習。 この学年は以前から例題を大事にしない悪癖がある。 今日もそこにはまってしまった感じで、問題演習に入って苦戦していた。 数学の勉強を進めていくのに大切なのは、例題を大事にしてそのあとの問題演習に入っていくことだ。 例題を大事にするというのは、まずは理解、そして解き方の確認だ。 授業中の解説では、その例題がただ単に解ければいいというのではなく、そのあとにつながっていくポイントを解説して、実際に解いてみている。 答えの出し方、もっとひどい場合には答えだけの確認に終わっていると、自分で問題を解き進めづらい。 例題を大事にする勉強の仕方を自分のものとできれば、高校生になっても数学の勉強で大きくつまづく危険性が低くなる。 勉強の質、差というのはこうしたところでついてくるのだろう。

タイトルをつけようもない話

 本日小6英語、中2、高校生。 中2英語はunit4の本文解説を終えた。 この教科書になってから、本文解説にかかる時間がかなり増えた。 現行の英語教科書をきっちり学習することができれば、かなりの力はつく。 ときどき、教科書準拠の授業では高校入試に対応できないと言う声も聞くのだが、それは教える側の問題だろう。 私はよその都道府県の入試問題に精通しているわけではないので、話を埼玉の入試に限るが、学校選択問題であっても、うちの塾生は現行の教科書に則った授業で対応できるようになっていく。 実際のところは、全員が全員そのレベルまで到達できていないので、大声で宣伝できるわけでもないのだが。 自分の授業の組み立てとして、基礎を徹底することは常に心がけているが、その基礎の見立てが甘くなれば、どれだけ声高に「基礎が大事」「物事の本質を捉える」と言ってもその授業にはゆがみが生じてしまうものだ。 本質を実はわかっていない者が、わからないゆえに本質を捉えたつもりになり大声で叫ぶ。 本質をわかろうとして、かえって己の思慮の足りなさに気づく者が沈黙を守る。 ときどきそんなことを思う。その差は埋めがたいように思う。

亀の歩みでいいから

 本日中1、高校生。午後に中3理社講座。 中3理社講座は夏期講習の復習課題の提出日だった。 先日の日曜講座の課題提出日のような欠席だらけの状態にはならなかったのは良かった。 提出できなくても不完全な状態でも怒られるということはないのだから、きちんと授業に出席して勉強を進めることの方が大事だ。 課題をしっかり仕上げておくのが一番だが、仕上げきれないからと言って、逃げたりごまかしたりしてやりすごそうというのは良いことではない。 この学年はときどきそういう「逃げ」が出てしまうことがある。 勉強に向き合う全ての態度を正しくするというのは、中学生にとって難しいし無理がある。 それでも、亀の歩みでいいから正しいほうへ向かえるようになってほしい。 何が正しいか、それはその人の歩みが決めていくにせよ。

よく来たねー、の巻

 本日小学算国、中2、高校生。 午後から雨が降り始めて、中学生・高校生の授業の時間くらいには雨がかなり激しくなってしまった。 さすがに高校生は欠席が増えるかと思っていたら、ほぼ全員が顔をそろえていたので驚いた。 授業時間中に美香先生が高3生それぞれの進路をチェックしていた。 後は心配な点などがあれば私が対応していくが、きょうのところは特になし。 各自黙々と勉強に取り組んでいた。 中2数学は今日から数回にわたって、直線と図形の問題に当たっていく。 ちょっと苦戦している様子もあったが、ここは鍛えていくしかないところだ。 一次関数の単元の最後、頑張ってほしい。

相似の証明

 本日小学算国、中3。 中3英語はunit4を終えて、次回からunit5に入る。 中3数学は相似の証明について。 例題を解説したあとは、各自が問題を解いていく。 うちの塾では中2のときから証明を全文、自分で書き切るようにしている。 最初の頃はほんとうにぎこちなく、言葉遣いも全体の流れも上手ではない証明ができあがるのだが、中3のこの時期になると、だいぶ上手に書き上げられるようになっている。 自分で考え、自分の手を動かして、最後まで書き切る。 もちろんわからない問題にもあたるのだが、模範解答を読んで、考えて、自分の手でかけるようにしていく。 ここまでくると、私は生徒の書いた証明で気になるところをちょっと指摘するだけになる。 今日のところは、だいぶ岡島学習塾の中3生らしい姿が見られた。