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9月, 2024の投稿を表示しています

まだまだ弱いな

 本日小学算国、中3。 中3は今日から学校のワークの進捗チェックを毎回行う。 定期テスト前の恒例だ。 半分くらいまで進めてある生徒もいるし、まだちょっとだけしか手を着けていない生徒もいる。 テストまであと3週間くらいという時期だから、そのくらいのばらつきはあって当然だ。 ただ、このクラスは中1生の頃からずっと、学校のワークを持ってこない生徒が多い。 歴代の塾生と、もちろん今現在の他のクラスの生徒と比較してもよくない状況だ。 個別に見ていくと状況が改善してきた生徒もいる。 だが、クラス全体で見ると、本当にテスト準備をしているのかこちらが心配になるくらいの生徒が多いのも事実だ。 こうした状況が改善していかないと受験生にとってラスト2回の定期テストが、まったくうまくいかないことになる場合もありうる。 かなり心配ではある。

結果で反省しない

 本日中1、高校生。午後は中3理社講座。 中3生は北辰第4回の結果が返ってきている。 今年の場合は全員がきれいに偏差値アップとはいかなかった。 全員が偏差値アップというのは、やはりなかなか難しい。 夏期講習の成果云々という話もあるのだが、これもまた、夏期講習の成果がきれいに反映されることのほうが珍しいだろう。 まあ、全体で見れば成績が上がった生徒が大部分ではあったが、がつんと下がってしまった生徒もいて、お家の方にも厳しく言われたようだ。 周囲の大人が結果を見てものを言うのは当たり前で仕方がないだろう。 大人なんてそんなもんだ。 とはいえ、生徒自身としては結果で反省しても意味はない。 結果を出すための過程が大事だし、結果が出た後は次への修正を図らなくてはならないのだ。 受験生の実力は、結果によって変わるのではない。 結果を出すまでの道のりによって成長するかしないかが決まる。 この時期の受験生だから、北辰だけに振り回されているわけにもいかない。 定期テストも含めて、やるべきことをやる。徹底してやる。 そうした日々の積み重ねを自分の成長の糧としてほしい。

お疲れ気味ですな、の巻

 本日小学算国、中2、高校生。 中2英語はunit5の文法解説。 中2数学は三角形の内角と外角について。 ということで進めていくのだが、中2生はかなり疲れた表情をしている。 もうすぐ新人戦をひかえて体力的にきついのかもしれない。 一方で新人戦のあとには定期テストも控えているので、ペースを崩すわけにもいかない。 こういうときに大切なのは、やる気に左右されないことだ。 やる気があるときに勉強するのと、やる気がないときは勉強しないというのは、実は同じことだ。 どちらもやる気に左右されていることに変わりはない。 やる気に関係なく、ひとつひとつやるべきことを片付けていくほうがいい。 取り組む順番や取り組む時間帯を工夫しておくこともポイントになる。 定期テストに向けての指示を今日は出しておいたが、さて、ひとつひとつ取り組んでいけるだろうか。 なかなか難しい時期であることも、承知はしているのだが。

関係代名詞に入る、の巻

 本日小学算国、中3。 中3英語は関係代名詞の解説に入った。 中3のこの時期の英文法は、いわゆる後置修飾の連発となる。 分詞の形容詞的用法、接触節、関係代名詞…。 日本語と違う後置修飾のしくみをとらえることが大事なのだが、ここがうまくいかない生徒も毎年のようにいて、必ず全員に理解させられないのがもどかしい。 力のある生徒が多いときには、後置修飾の構造をあえてざっくり全体像をつかむようにすることもあったが、なかなかそういうアプローチをとれることは少ない。 ひとつひとつ丁寧にやっていくしかない。

始める前から、の巻

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 本日中1、高校生。 高校生は文化祭のピークで誰も来ない。そうなると中3生も文化祭に行ってみる生徒もいて、午後の中3理社講座でも欠席者が多かった。 こういう日もあるのかなと思いつつ、ちょっと寂しい。 そんな中で、中3生の中には不安な気持ちを抱えている生徒もいるようだ。 志望校に届くのか、どの志望校に絞ればいいのか、エトセトラエトセトラ… それでも、まだ勉強をガツガツ始める前で、勉強を始める前から届くかどうかを悩んでいても前には進めない、としか言いようのない状況だ。 悩むのは当たり前だよね、とも思いつつ、厳しいことばも頭に浮かぶ。 悩んでみんな大きくなったとは言うけれど、勉強に関しての悩みは勉強しないと解決することも解決しなくなってしまう。 とにかく今は目線を下げないことだ。 強気とか弱気とか自信があるないではなく、まずは目線を下げずに、その目線の先に到達するためにするべきことを一日一日刻んでいくしかない。

すなおでよいよい

 本日小学算国、中2、高校生。 中2英語はunit4の教科書本文を音読したあと、ワークの問題演習に取り組んだ。 ワークの問題演習をするときは、いつも同じことを言う。 大問ごとに丸付け、間違ったところはノートに練習して習得していく。 今日生徒たちに話したのは、その「練習する」ということについてだ。 間違ったところを練習するのは、罰ゲームではない。 次に間違えないようにするために、あるいは正しい英文(語句)を覚えるために、練習するようにしているのだ。 だからただ練習するのではなく、そのようなポイントを意識しながら自分で考えて練習の仕方を工夫する必要がある。 生徒たちは、こうした話に即座に反応して自分なりに考えて工夫しだした。 今年の中2クラスの生徒たちには、こうした素直さが備わっているのがいいところだ。 素直さに加えて、自分で考えて行動に移せるのもいい。 このクラスの生徒ではないが、場合によっては、ただただ大人の言うことに従うだけで、自分の頭で考えながら行動することができないこともある。 これは素直さのはき違えと言ってもいいのかもしれない。 むやみやたらな従順さと言ったらいいのだろうか、ただ言うことを聞くだけで良しとしていては生徒たちが成長していく余地がなくなってしまう。 岡島学習塾の教室は、生徒たちが自ら考え行動し、成長していく場でありたい。常に考えているが、今日の中2生の見せた素直さは、まさにそれを体現していたように思う。

例題を大事に

 本日小学算国、中3。 小学生は今日から新入塾生を迎えた。 いきなり100マス計算からだったが、なんとか乗り切り、恒例の弱点チェックもあっという間に終わらせた。 じょじょに慣れてくれればいいのだが、出だしは良い感じだ。 中3数学は平行線と線分の比の定理の問題演習。 この学年は以前から例題を大事にしない悪癖がある。 今日もそこにはまってしまった感じで、問題演習に入って苦戦していた。 数学の勉強を進めていくのに大切なのは、例題を大事にしてそのあとの問題演習に入っていくことだ。 例題を大事にするというのは、まずは理解、そして解き方の確認だ。 授業中の解説では、その例題がただ単に解ければいいというのではなく、そのあとにつながっていくポイントを解説して、実際に解いてみている。 答えの出し方、もっとひどい場合には答えだけの確認に終わっていると、自分で問題を解き進めづらい。 例題を大事にする勉強の仕方を自分のものとできれば、高校生になっても数学の勉強で大きくつまづく危険性が低くなる。 勉強の質、差というのはこうしたところでついてくるのだろう。

タイトルをつけようもない話

 本日小6英語、中2、高校生。 中2英語はunit4の本文解説を終えた。 この教科書になってから、本文解説にかかる時間がかなり増えた。 現行の英語教科書をきっちり学習することができれば、かなりの力はつく。 ときどき、教科書準拠の授業では高校入試に対応できないと言う声も聞くのだが、それは教える側の問題だろう。 私はよその都道府県の入試問題に精通しているわけではないので、話を埼玉の入試に限るが、学校選択問題であっても、うちの塾生は現行の教科書に則った授業で対応できるようになっていく。 実際のところは、全員が全員そのレベルまで到達できていないので、大声で宣伝できるわけでもないのだが。 自分の授業の組み立てとして、基礎を徹底することは常に心がけているが、その基礎の見立てが甘くなれば、どれだけ声高に「基礎が大事」「物事の本質を捉える」と言ってもその授業にはゆがみが生じてしまうものだ。 本質を実はわかっていない者が、わからないゆえに本質を捉えたつもりになり大声で叫ぶ。 本質をわかろうとして、かえって己の思慮の足りなさに気づく者が沈黙を守る。 ときどきそんなことを思う。その差は埋めがたいように思う。