中2最終授業&入試前日
本日小学算国、中2、高校生。
中2数学は確率の単元を進められるだけ進む。
それでもあと2コマぶんくらい残ってしまったので、中3の日程になってから消化する。
国語と英語は中3内容に入ることができるが、教科書の切り替わりということもあって教科書が手に入るのが例年より遅くなりそうなので、授業進行をどうするかは考えなければならない。
いずれにしても、今日で中2は最終授業。
次に来るのは3月3日、理社の授業が最初となる。
一方で、中2生は家庭の事情で塾を去る生徒もいて、少し切ない気分でもあった。
新しいメンバーも来月から加わるが、真面目に通ってくれた生徒たちだったこともあり、個人的には心が痛い。
中3は入試前日。
自習組は今日も早めの集合で午後9時まで勉強していた。
いつもどおり音読までやりきった。
最後は恒例の(?)だじゃれで締めて終わり。
握手がしたいという生徒もいたが、この状況ではそれもできない。
さあ、明日は本番。
明日は自分の力以上のことをやろうとしないことだ。120パーセントの力を発揮する必要もない。
平常心はいらない。無理に平常心を求めても逆におかしいじゃないか。
そのときだけの都合のいい奇跡は起こらない。
心が折れそうになることだってあるだろう。
それでも最後までテスト問題と格闘するしかないのだ。
最後に毎年書いている同じ話を。
明日家に帰ったら、お家の人に感謝の気持ちを伝えてほしい。
「今日までありがとう。無事に受験を終えることができました」と。
みんなの受験の日は、そうやって締めくくってほしい。もちろん面接のある人はその後でいい。
そして、お家の方々は、結果が出る前だからこそ、「よく頑張ったね」と生徒たちに声をかけてあげてほしい。
そうやって、ご家族にとっての高校受験も締めくくってほしい。
生徒たちが成長するのは、合格という結果によるのではなく、合格するためにもがきながら努力し続けた今日までの道のりによってだ。
その道のりは、生徒がひとりで歩んだものではない。お家の人の支えがあってこそだ。
また、お家の方々も、我が子の受験を心配しながら見守っておられたと思う。
そういう意味では、生徒本人だけの受験ではなく、お家の方々にとっての受験でもあったはずだ。
だから、生徒たちは感謝の言葉をお家の人に、お家の方々はねぎらいの言葉を生徒たちに、お互い声を掛け合ってほしい。
結果が出る前だからこそ。