今日話したこと

 本日平常授業は中1、高校生。

中3夏期講習は3日目で、数学・理科・英語。

うちの塾の夏期講習は、中3に限らず問題演習の時間が多い。

各自が黙々と問題を解き進めていく。

そうした授業の中で今日の中3に話したのは勉強の進め方だ。中1にも似たような話をした。

問題を解いて丸付けをする。

その後が大事だということだ。

英語ならすぐに解き直してもあまり意味は無い。間違えた箇所を質問したり参考書や辞書で調べたりして理解してから、正しい英文を3回前後繰り返して練習しておく。このときに5回以上も繰り返してしまうと、単純作業になってしまって効果が薄れる。

間違えた問題の正しい英文を練習するのは、間違えたことに対するペナルティーではない。

身についていない正しい英文を練習して、自分の中にストックしていくことが重要なのだ。

問題を解いて、全て丸がついて良かったね、たくさんかけて良かったね、というのは小学生で終わりだ。小学生だってそれでは本当は良くないのだけれど。

問題を解けば、だれだってミスをする。

間違いや失敗から、何を学び何を身につけていくのか。

その過程を勉強と呼ぶ。

岡島学習塾の生徒たちには質の高い勉強のしかたを身につけてほしいと常に考えている。

それでこそ、たくさん勉強して結果を残すことができるはずだ。