ぱっと飛びつくのではなく

 本日小学算国、中3、中1理社。

中3英語はunit5の音読から入ってLet'sWriteの新出語句をチェック。

次回単語テストをする予定だ。

中3数学は相似比と面積比の基本について。

ここは基本的な話は簡単なのだが、条件を整理して比をとらなければいけないところがいくつかあって、ものの見事に引っかかってる生徒が多かった。

残念。

図を書くところまでも行かない生徒もいるので、そうなると余計に行き詰まることになる。

数学の問題は簡単な問題といえども、書かれた数字にぱっと飛びつくのではなく、条件などを整理して解けるようになってもらいたい。

図形やグラフの問題では、その条件を書き込みながら考えることも必要だ。

手を動かしながら問題が整理され頭が動いていってどういうふうに解けば良いかが見えてくるようになったほうがいい。

ぱっと数字を見てぱっと公式や裏技に当てはめてぱっと答えが出るというだけで喜んでいるうちは、点数がとれてもその中身が空っぽになってしまう。

もう15年くらい前だろうか。

新入塾の問い合わせがあり、生徒には体験授業を受けてもらい、入塾することになりそうだったが、お家の方がうちの授業の方針を聞き、入塾が取りやめになったことがあった。

もちろんうちの塾の方針は上に書いたようなもので、大きな変化があるわけではない。

そのお家の方曰く、「数学というのはテクニックでさっと解けなければならない。すぐに答えが出る方法を教えないのはおかしい」というようなことだった。

その生徒がその後どうなったのかは知らないが、このお家の方が言ったことがものすごく印象に残っている。

いろんな意味で、とぼかしておくが。