すこしずつでも、の巻

 本日中1、高校生。

中1英語はunit5の基本文テストからスタート。

完璧とは言い難いが、それでも少しずつ覚える力がついてきた。

いわゆる「暗記力」は才能のことではなく、鍛えて養っていく力のことだ。

どれだけインプットをアウトプットを繰り返してトレーニングするかということでもある。

結局テストできちんとアウトプットできなければ覚えたとは見なされないのだから、何回練習したとか何時間勉強したとか量で勉強を計測しているうちは覚える力が鍛えられることはない。

覚えるべきことを頭の中に入力し、そして出力してみる。そこで正しく出力、つまり解答が書けなければ、もう一度入力してそして出力して確認する。

入力のしかたと出力のしかたはテストのタイプによって異なるはずだ。

英語のように音読と手書きを繰り返すことで入力するものもあるだろう。

手で書いて覚えるものもあるし、音読を繰り返して覚えるものもある。場合によっては身体の動きを繰り返してその動きを身につけるものもあるかもしれない。

出力も、暗唱するものならば諳んずることになるだろうし、ペーパーテストなら書けなければならない。

ただ、いずれにしても覚えるためには覚えきるまで入力と出力を繰り返すしかないのだ。

その繰り返しの先に「暗記力」は自分のものとして高めることができる。

最初から覚える力がついている生徒はそれほど多くない。

覚えるまで覚えきる経験を積み重ねていっぱしの暗記力が身についてくる。

そんなに都合のいい近道があるわけでもないだろう。