なかなか指示が通らず、の巻

 本日中1、高校生。

中1英語は名詞の複数形について。

ここはかなり重要で、後に三単現のsを教えるときに鍵となる。

三単現のsは昔から中1英語のヤマ場のように言われているが、名詞の単数と複数について(ある程度でいいので)きちんと理解しているかどうかで差が生まれてくると考えている。

解説のあとに練習問題に取り組んで終了。

次回も続きで。単語テストは来週の土曜の予定だ。

中1数学は文字式の計算。前回の続きだ。

かっこを外して計算していくのだが、解説をしっかり聞いて解いている生徒とそうでない生徒の差は開くばかりだ。

その差も見える部分と見えない部分がある。

答は合っているのだが、途中の式がでたらめの場合もあるし、自分の答えと正解の違いに気付かずに(あるいは無視しているのか)丸をつけている場合もある。

勉強に取り組む姿勢、とはよく言うが、その姿勢を正そうとしても、こちらの指示が通らなくてはどうにもならない。

宿題を忘れたり、やり方が違ったりもそう。授業中にやる問題を指示したものではなく違うところをやってしまうのもそう。

いろんなものが絡み合って学力というのは伸びていく。

その絡み合う1本1本の糸は細いし、その1本が全体にどう影響するのかも見えづらい場合も多い。

ただ、指示を聞き、その指示に従って行動するというのは影響が見えやすい糸の1本のはずだ。

塾だけでなく、学校でも家庭でも大事にして小さい頃から鍛えていく部分だろう。

この中1クラスだけではなく、塾生全体を思い浮かべても、もどかしく感じることがある。

なかなか指示が通らないというのは、ほんとうに徒労感が大きい。