全員不合格、の巻

 本日小6英語、中2、高校生。

小6英語は初めての単語テストを実施した。

全員が不合格だった。

宿題として出しておいたテスト勉強はみんなやっているが、テストで合格できるまでのレベルにならないまま勉強を終わりにしてしまったのだろう。

正確に書けるようになるまで徹底して繰り返すのが暗記テストの大事なところだ。

ところがノートを見ると、ほとんどの生徒がひとつの単語につき1行ずつ練習してあった。

これは非常にまずい勉強方法だ。暗記することはできないし、何ならやるだけ暗記能力を損なうことになりかねない。

短い単語は一行にたくさん書けるが、長い単語は一行にはそれほど多く書くことはできない。

もちろん覚えづらいのは長い単語のはずだ。

こういう「形だけ」の勉強というのは小学6年間、あるいは小中9年間という長い期間の中で生徒たちにすり込まれてしまう。

こうした形だけの勉強から抜け出させることも塾の役割のひとつなのかもしれない。

次回以降も単語テストは毎回続く。

テスト準備も毎回続くということだ。

基本的な勉強の進め方は大きく間違っているわけではない。

あとはテストで合格できると確信できるまで繰り返すことだ。

「やったんだけどできるかわからない」「勉強はしたけど覚えられなかった」など、言い訳には種類がたくさんあるが、結局覚えきるまでやらなかったということに変わりはない。

中学生になる前に、言い訳する練習を積むのではなく、英単語をきっちり覚えきる経験を積み重ねてほしい。