ローマ字、の巻
本日小6英語、中2、高校生。
小6英語は今日からローマ字の学習に入る。
ローマ字表記そのものの学習と、アルファベットとその音を結びつけていくのが狙いだ。
以前にも書いたが、初学の段階でのフォニックス導入はどうも筋が違う気がしている。
ある程度英語の言葉を知っていって、その段階で綴りと音の関係の整理となればフォニックスも意味があるとは思う。
初学の段階で、初めて見た単語でも読めるようになりますよ、というような使い方はフォニックスの本来の意味を損なうものでしかないというのが、現在の私の考えだ。
もう少し研究してみて考えが変われば早期の導入もありうるかもしれない。(可能性は低いが)
最後にローマ字で自分の名前と住所を書いて終了。今年の小6生は自分の家の住所はきちんと覚えていた。よかったよかった。
中2英語はunit1のワーク問題演習。
入塾したての生徒たち(この学年だけではない、中3もそう)は、問題を解いて答合わせをして復習して、という流れがきちんとできていない。
これは当然と言えば当然かもしれない。そうした勉強のしかたは、おそらく今まで知らなかったのだろう。よその塾から移ってきた生徒でも、そうした基本的な所作を身につけているケースは稀だ。
だから、問題を解くと言えばひたすら解き続ける。答合わせは適当。間違っていても丸をつけたり、答を直して丸をつけたりする。問題を解いたあとの復習なんて一切しない。
力がつかないわけだ。力をつける勉強の正反対のことばかりしているのだから。
ひとつひとつ修正して、勉強のしかたを身につけてほしい。
次回は基本文テストを実施してから次に進む。