おそるおそるといった感じ、の巻

 本日平常授業は新中1、高校生。春期講習は午後にターム5。

春期講習の授業では、新中2・新中3ともに、もうちょっと自分から知識をつかみ取るような勉強をしてほしいと強く感じた。

わからないところ、間違えたところがあるときに、こちらから「どうしたの?」と問いかけられるのを待っている感じがまだある。

教科書や参考書を調べたり、質問したりして自分から解決を図る姿勢が出てくるといいのだが。

わからないところ、間違えたところの正答だけ覚え直してもたいして力はつかない。

理解の伴わない暗記では意味がないのだ。


新中1英語はここまで学習した単語の復習。

何度も何度も読んで、少しずつ暗記の段階に入っていく。

書いて覚える、確認する段階は来週の中学準備講座から取り組む予定だ。

新中1数学は前回のおさらいから入ったが、かっこの外し方を忘れている生徒が多かったので、結局前回のおさらいだけで時間いっぱい。

正負の数の乗除については、水曜の平常授業か中学準備講座のどちらかで学習することになる。

おさらいになぜ時間がかかったかというと、まずひとつには前述したとおり、かっこの外し方を忘れていたこと。

もうひとつは、2、3題ずつといて解説したときにはそれほど見えなかったほころびが、もう一度各自で解きすすめさせたときに明らかになったためだ。

おそるおそる解いている感じもするし、なぜか自己流に走ろうとしてしまう生徒もいる。

そんなこんなでミスもいつもよりも多かった。

まあ、タイミング的には来週からの中学準備講座で加法と減法のトレーニングを積めるから、まだ大きな心配はしていない。

一方で、今日垣間見えた「ほころび」が案外大きなものになりそうな気がしていることも事実だ。

思ったより力があるなという感触が、かなり崩れた一日だった。